Employee interview
品質を守ること。
それは、患者様の笑顔を守ること。
理工学専攻卒
私の起点と歩み
- 学生時代
- 大学にて医用工学や生体に関わる基礎的な知識を学ぶ中で、医療機器に携わりたいという想いが芽生える。医療機器メーカーを中心に就職先を探す中で、美容医療なら見た目の改善だけにとどまらず、自己肯定感や心理的な満足度を高めることで、より豊かな人生を支えられると思い、ジェイメックへ入社。
- 1年目
- 品質管理課(現在の品質保証部)に配属され、研修やOJTを通じて品質保証に関する基礎的な知識を学ぶ。
- 2年目
- 引き続き品質管理に従事し、担当機種は持たずに先輩のサポートという立場で知見を深める。
- 3年目~10年目
- 担当の機種を受け持つようになり、後輩へ教える立場へ。部署を超えて、サービスエンジニアへ修理方法等を教えることも。
- 現在
- 個別のトラブル対応に加え、製品の入荷検査やデータ分析による品質改善業務も兼任。
志を同じにしながらも個性は豊かという面白さ。
そして、美容医療の届ける価値に惹かれていった。
どこかつかみどころのない会社だな。それが、当社の社員と話した際に抱いた第一印象です。採用面接が初めて話す機会だったのですが、人事の方や役員の方はみなさん気さくで話しやすく、私の話にも丁寧に耳を傾けてくれたのですが、それぞれに独特な個性を感じました。
なかなか言葉にするのは難しいのですが、自分なりの意思や想いを強く持っていて、患者様の笑顔のためにという同じ方向を向いているのに、すごく個性が豊か。同じなのに同じじゃないというチグハグさにつかみどころのなさと同時に面白さも感じ、どんどん興味が湧いていきました。
元々クリニックでアルバイトをしていたので業務イメージもつきやすく、美容医療という分野は心身の両面から患者様の人生を豊かにできる仕事でやりがいも大きそうだと思ったため、ジェイメックに入社することに決めました。
直接お客様や患者様と接することはない。けれど、全てのお客様や患者様の笑顔を守っている。
現在担当しているのはトラブル対応やサービスエンジニア部門へのテクニカルサポート、製品の入荷検査、データ分析による品質改善等の業務です。いずれも品質を守るための業務であり、どちらかといえば守りの仕事。なかなか注目を浴びることのない仕事ですが、担う責任は大きいのだと実感したのが、都の立入検査対応をした時です。
定期監査でクリティカルな指摘を受け、場合によっては回収も必要な状況でした。 全社横断で情報を集め、経緯と原因を正確に把握。漏れなく資料にまとめ、都に丁寧に説明することで、事なきを得ました。
この経験を通して、商品をお客様に届け、その商品が患者様の笑顔につながるジェイメックの活動は、自分の仕事の上に成り立っているんだと改めて実感し、その責任と影響の大きさを今も意識しながら仕事に向き合っています。
トラブルへの対応を超え、
いかに防ぐかがこれからのミッション。
現在メインで担当している業務と並行して、今後力を入れていきたいのが、品質マネジメントシステム(以降:QMS)活動です。これは、製品が常に安全で信頼できる状態で提供されるよう、会社全体の仕組みを管理するというもの。トラブルに即座に対応することも重要ですが、どれだけ迅速に対応しても、トラブルが起きた時点で失われてしまう笑顔がある。だからこそ、そもそもトラブルを起こさないような仕組みが大事だと考えています。
会社でも同じ方針で、ちょうど今年の4月から過去のトラブル情報を全て蓄積し、分析していく体制が整いました。今後は、その対象商品をさらに広げながら分析を深めていき、現行の開発や製造フローへの反映はもちろん、メーカーとも協力しながら美容医療で失われる笑顔をなくすことに貢献していきたいです。
笑顔への想い
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思い込みを捨てることは、常に意識しています。ずっと品質保証をしていると、どうしても作る側、直す側の目線になってしまいます。そうした目線を捨てて、お客様の目線に立ってみる。また、社内や業界の常識を一度捨てて、ゼロから素直に考えてみる。
これまでの成功体験を忘れて、「なぜ?」と純粋な気持ちで疑う気持ちを持ってみる。経験を積むほど、固定観念が強くなりがちだからこそ、フラットな目線を忘れずにいることが、お客様や患者様が喜んでくれるサービスを守る秘訣だと思います。
