Environment -働く環境-

チームワーク

ワンチームで導入から運用まで
伴走し、
医療機関の課題に
正面から向き合う。

Talk02

Member

営業、フィールドサービス、プラクティス・サポート、メディカルコスメの4部署が連携して
医療機関をサポートするチームワークについて語りました

  • 東京営業部営業課
    2021年入社
    政治経済学部卒
    前職:半導体メーカー 海外営業担当
    現在:医療機器の提案営業
  • メディカルコスメ事業課
    2022年入社
    経済学部卒
    前職:百貨店化粧品販売
    現在:医療機関専売化粧品の提案営業
  • 東京営業部フィールドサービス課
    2021年入社
    自動車整備科卒
    前職:自動車整備士
    現在:機械メンテナンス、エンジニア業務
  • 東京営業部プラクティス・サポート課
    2019年入社
    看護学科卒
    前職:病院 看護師
    現在:医療機関の臨床サポート業務(課長)

仕事内容について
教えてください

営業として、各医療現場の課題に合わせたモノやサービスの提案を行っています。製品を売ることはあくまで手段の一つであり、患者様からの声や経営状況を踏まえて課題を見極め、本質的な課題解決の提案を行うことがこの部署の使命です。営業というよりコンサルタントに近いかもしれません。

私はプラクティス・サポート課に所属しており、施術を正しく行うための手技や知識の普及など、主に臨床的な視点からアドバイスやフォローを行う役割を担っています。医療機関に機器を導入していただいたとしても、安全で効果的な使い方をしていただけないと意味がないですからね。機器の取扱いや症状に合わせたアプローチなどを丁寧に説明し、機器のポテンシャルを最大限発揮できるようにするのが私たちの役目だと思っています。

導入後のフォローという意味では、私が所属するフィールドサービス課では機器のメンテナンスや修理を行っており、技術的な視点から運用を支えています。人体に用いる機器である以上、不具合や老朽化などによって健康被害が出てしまうことは絶対に避けなくてはいけません。また、機器のエラーのせいで患者様をお待たせすることになれば、治療期間が長引いてしまうかもしれない。そのため、医療機関から相談があればすぐに訪問し、機器の状態を徹底的に確認するよう心がけています。

私は三人とは少し異なり、医療機器ではなく自社化粧品の企画・営業などを行うメディカルコスメ事業課に所属しています。美容医療を受けた後、患者様がご自身でできるホームケアなどをご提案することで、治療して終わりではなく中長期的なケアを届けることができ、医療機関と患者様との信頼関係をさらに強固にしていけるのです。また、製品の企画・営業だけでなく、キャンペーンの企画や販促物の制作、SNSなど幅広く手がけているのもこの部署の特長です。

どのようにチームで
連携をとっているのか
教えてください

それぞれの専門性を活かして導入から運用までサポートするのはもちろん、導入前のフェーズからチームで連携しています。例えば、営業とプラクティス・サポート担当が一緒に医療機関を訪問し、その機器を使うことでどのような効果や副作用があるのかなど臨床的な面から説明し、機器の仕様や技術的な疑問を寄せられた際はフィールドサービス担当に相談する。また、機器を導入するまではいかないが患者様から美容のニーズがあって……というお客様がいれば、メディカルコスメ事業課につなげるなど、各医療機関の課題に合わせて最適な提案を行うことができるのです。その意味では、営業は当社のプロフェッショナルたちを紹介するスピーカーのような役割も担っていると思います。

訪問する前に、営業とプラクティス・サポート担当とで訪問先の医療機関の情報をすり合わせすることも多いですよね。どのような患者様がいらして、何に困っているのか。当社に期待していることは何なのか。そうした情報を社内で事前に共有しておくからこそ、それぞれが何をできるか考え、チームとして最も貢献できる方法を見つけることができるのだと思います。

メディカルコスメと医療機器は全く別物のようにも見えますが、美容医療の入り口として取り入れてくださる医療機関も多いので、一緒に提案に行くことも多いですよね。別々で訪問すると身構えられてしまうかもしれませんが、チームとして医療機関に向き合うからこそ、幅広い選択肢があることや、あくまで医療機関の課題解決のために提案しているのだという想いが伝わりやすい気がします。

正直、入社前はここまで部署間で連携するとは想像していませんでした。チャットやメールで情報共有するぐらいかなと。特にフィールドサービス課は担当領域が技術周りなので、他の部署と連絡を取ることは滅多にないだろうと思っていました。しかしいざ入社してみれば、営業をはじめプラクティス・サポート担当とも連携し、「正しい使用方法にすればエラーを防げるはずなので、医療機関への取扱い説明をお願いできますか?」と提案するなど、日々細かくやりとりをしています。そのため、一技術担当としてだけではなく、医療機関に向き合うチームの一メンバーとして携われている実感があるんです。

連携することで
どのような効果があるのか教えてください

医療機関からの信頼度が上がること、これに尽きると思います。医療機関から見れば、営業もメディカルコスメ担当も同じ「ジェイメックの人」であることには変わりません。それなのに、営業に伝えたことがメディカルコスメ担当に共有されていなかったり、プラクティス・サポート担当が言っていることとフィールドサービス担当が言っていることが食い違ったりしていては、不信感につながってしまいます。その点、当社はしっかり連携が取れているからこそ医療機関への説明にも一貫性があるし、必要なサポートを最適なタイミングで提供できる。

そうですね。医療機器を扱う以上、信頼できるかどうかという点は何よりも重視されます。当社は各領域のプロフェッショナルが連携し、導入からその後の運用、さらにはホームケアまで伴走する仕組みを用意している。建前ではなく本気で寄り添っていることが医療機関にも伝わるからこそ、確かな信頼を得られているのではないでしょうか。

現場の連携は、開発にも良い影響をもたらしていますよね。例えば、営業が得た情報とメディカルコスメ担当が得た情報をすり合わせ、美容医療業界全体でどのようなニーズが増えてきているのか、他社は何を打ち出しているのかなどを開発部にフィードバックすることで、次に出す製品やサービスに持たせるべきスペックや機能を見極められるようになる。それが最終的には、患者様により良い美容医療を届けることにもつながるのです。

自分一人でできることなんて、微々たるものだと思うんです。けれどチームで連携すれば、医療機関の課題を解決することができる。もっと言えば、一つの医療機関を長期的に支えられる。そして、その医療機関を頼りにしている患者様にも長期的に貢献できる。チームの連携によって、医療機関と患者様、両方の笑顔を生み出すことができるのだと思います。

より連携力を
高めていくために
取り組みたいことを
教えてください

気になることや疑問点があった際に、誰に相談すれば良いかが瞬時に分かる状態にしていきたいと考えています。今も十分相談し合っているのですが、ここまで多様なプロフェッショナルが在籍していると、入社したての社員にとっては誰を頼るべきか判断するのが少し難しいように思います。そのため、お互いの業務内容や視点をもっと気軽に共有し、それぞれの強みがこれまで以上にオープンにされた組織になりたいです。

業務内容はもちろん、各部署が今後目指している方向性や現状の課題まで共有できると、「だからプラクティス・サポートはこんな動きをしているのか」「営業課の目標のためにメディカルコスメ事業課としてできることはないか」など、より高い目線で連携が取れるようになれると思います。それぞれのチームとして以上に、企業全体としての連携が取れるようになるというか。

たしかに、他の部署に対しての解像度を上げるのは重要ですよね。同時に、一人ひとりの個性もより共有できると良いのではないでしょうか。社員も一人の人間である以上、性格や思考も人それぞれ。それらを深く知っておくとコミュニケーションが円滑になり、スピーディな対応や+αの提案がしやすくなる気がします。その結果、今よりも総合的な提案ができるようになればと思います。

新しく取り組んでいくべきこともありますが、「for the patients' smile」という共通認識をブラさずに持ち続けることも、連携力を高めるためには今後も必要不可欠だと思います。それぞれの立場によって役割や重視するポイントが異なっても、患者様のためという目的が揃っていれば、意見の落とし所を見つけることができるし、優先順位もつけられる。今後社員が増えたとしても、この共通認識だけは絶対に継承し続けていきたいです。

クロストーク
〈社員が語るJMECの仕事とチーム〉

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